「ばっかり食べ」と「三角食べ」の比較
「ばっかり食べ」と「三角食べ」のそれぞれにメリットとデメリットがあります。子どもが「ばっかり食べ」をすることに悩んでいる方も多いようですが、一概にどちらが良い悪いということはできません。親は子どもの様子を見ながら、あまり神経質にならずに、その子に合った食べ方を見つけてあげることが大切です。
ばっかり食べ
1品を食べたきったらもう1品を食べる、という欧米式の食べ方のことをいいます。
【メリット】
- ・「前菜→メイン」という順番を覚えることで、肥満の予防になる
- ・口内で味が混ざることを不快に感じずに食事ができる
【デメリット】
- ・栄養バランスに偏りが出がち
- ・日本では「行儀が悪い」と判断される場合がある
三角食べ
「ばっかり食べ」と対照的な食べ方で、ごはん・主菜・副菜・汁物を均等に食べていく食べ方です。
【メリット】
- ・栄養の摂取バランスが良くなる
- ・味の深みや幅を広げ、自分の口内で味を調整することで味覚が育つ
【デメリット】
- ・「ごはん→汁物」という流れは咀嚼がおろそかになる
- ・食べ過ぎの予防には向かない
食事で気を付けたいこと
子どもの時期は「食事を楽しむ感覚を養うこと」が大事です。親が食べ方にとらわれ過ぎて神経質になってしまいますと、子供が食事をすることを楽しめなくなってしまいます。
離乳食を卒業した時期は、食事の時間は楽しいものだという感情を育てることが大切だとされています。食べ方にとらわれすぎず、その子にあった食べ方を見つけ、「食事は楽しい」という感覚を育てられるような食卓作りを心がけるとよいでしょう。
参考
あなたのお子さんは「三角食べ」できますか?三角食べのメリット3つ I't Mama
2016/12/01 更新
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